宅建合格ナビ2026
土地・建物

1999年度 宅建士試験 問50

建築物けんちくぶつかんするつぎ記述きじゅつのうち、あやまっているものはどれか。
1鉄筋コンクリート造の柱については、主筋は4本以上とし、主筋と帯筋は緊 結しなければならない。
2枠組壁工法は、主に柱の耐力によって地震などの外力に抵抗する方式である ため耐震性が高い。
3自然換気設備を設ける場合においては、給気口をできるだけ低くし、排気口 をできるだけ高くするのがよい。
4杭基礎は、建築物自体の重量が大きく,浅い地盤の地耐力では建築物が支え られない場合に用いられる。

正解:2

解説

<p><strong>選択肢1:</strong>正しい。鉄筋コンクリート造の柱の構造については、建築基準法施行令第77条において規定されています。柱の主筋は4本(断面が矩形の場合)以上とすること、および主筋と帯筋(フープ)を緊結することが義務付けられています。これは柱の座屈(折れ曲がり)を防ぎ、粘り強さを確保するためです。</p>

<p><strong>選択肢2:</strong>誤り。枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、木材の枠組に構造用合板などを打ち付けた「壁」や「床」という「面」によって、地震などの外力に抵抗する構造です。設問にある「主に柱の耐力によって外力に抵抗する方式」は、日本古来の「木造軸組工法(在来工法)」などの特徴であり、枠組壁工法の説明としては不適切です。</p>

<p><strong>選択肢3:</strong>正しい。自然換気は、空気の温度差(暖かい空気は軽く、上昇する性質)や気圧差を利用します。効率よく換気を行うためには、外気を取り入れる給気口をできるだけ低い位置に、室内の暖まった空気を逃がす排気口をできるだけ高い位置に設置するのが合理的です。</p>

<p><strong>選択肢4:</strong>正しい。基礎には、地盤に直接荷重を伝える「直接基礎」と、杭を打ち込む「杭基礎」があります。建築物の重量が非常に重い場合や、浅い地盤の地耐力が不足しており、そのままでは建物を支えきれないような軟弱地盤の場合に、深い場所にある硬い支持層まで杭を届かせて支える杭基礎が用いられます。</p>

同じ論点をもっと解く・AIチューターの解説を見るなら

無料登録してすべての過去問を解く