宅建合格ナビ2026
土地・建物

2002年度 宅建士試験 問50

建築物けんちくぶつ構造こうぞうかんするつぎ記述きじゅつのうち、ただしいものはどれか。
1木造の建築物に、鉄筋の筋かいを使用してはならない。
2鉄筋コンクリート造に使用される鉄筋は,コンクリートの表面にできる限り 近づけて設けるのがよい。
3免震建築物の免震層には、積層ゴムやオイルダンパー(油の粘性を利用して ・振動や衝撃を和らげる装置)が使用される。
4鉄骨造では、必ず溶接によって接合しなければならない念。

正解:3

解説

<p><strong>選択肢1:</strong>誤り。木造建築物の筋かいには、木材だけでなく、鉄筋(鋼材)の筋かいを使用することも認められています。木造の構造耐力主要な部分には、建築基準法及び関連法規に基づき、適切な強度を持つ鋼材等を補強として使用することが一般的です。</p>

<p><strong>選択肢2:</strong>誤り。鉄筋コンクリート造において、鉄筋をコンクリートの表面に近づけすぎると、コンクリートの中性化や火災時の熱、水分の浸入などによって鉄筋が錆びやすくなり、耐久性が著しく低下します。そのため、鉄筋を保護するために必要な「かぶり厚さ」を十分に確保しなければなりません(建築基準法施行令第79条)。</p>

<p><strong>選択肢3:</strong>正しい。免震建築物は、建物と基礎の間に免震層を設けて地震の揺れを吸収・受け流す構造です。この免震層には、建物を支えながら水平方向に変形する「積層ゴム」や、揺れのエネルギーを吸収して振動を減衰させる「オイルダンパー」などが一般的に使用されます。</p>

<p><strong>選択肢4:</strong>誤り。鉄骨造の部材の接合方法には、溶接接合のほかに、高力ボルト接合やボルト接合、リベット接合などがあります。必ずしも溶接だけで接合しなければならないわけではなく、構造計算や部材の特性に応じて適切な方法が選択されます。</p>

同じ論点をもっと解く・AIチューターの解説を見るなら

無料登録してすべての過去問を解く