令和8年度(2026年度)の宅地建物取引士資格試験は、10月18日(日)に実施されます。申込を終えた受験者から次に多く出るのが「自分の試験会場はどこで、いつわかるのか」という疑問です。宅建試験の会場は申込のときに自分で選ぶものではなく、実施機関である一般財団法人不動産適正取引推進機構から受験者へ通知されます。ここでは公表されている確認方法と時期、そして会場が判明する前後にやっておくと当日あわてずに済む段取りを整理します。
会場の確認方法は申込方法によって分かれる
機構が公表している試験会場の確認方法は、インターネットで申し込んだか郵送で申し込んだかで内容が違います。
| 申込方法 | 確認方法 | 時期 |
|---|---|---|
| インターネット申込 | 「宅建試験マイページ」に自分の試験会場が表示される | マイページ上で確認 |
| 郵送申込 | 専用のお問合せダイヤル(電話番号は試験案内に記載) | 8月下旬以降 |
| 申込方法を問わず共通 | 送付される『受験票』に記載される | 10月初旬送付予定 |
インターネットで申し込んだ人はマイページを見に行けば済みます。郵送で申し込んだ人は、8月下旬以降に用意される専用ダイヤルへ電話するか、10月初旬の受験票を待つかの二択です。
ここで注意したいのが、郵送申込の人が電話番号を確認する先は手元の試験案内だという点です。申込に使った冊子を処分してしまっていると番号が分からなくなります。まだ残っているかどうかを、思い立ったこのタイミングで見ておくと安全です。
なお受験票の発送予定日は令和8年10月2日(金)とされています。これが会場を知る事実上の最終期限になります。
試験地は原則として現在住んでいる都道府県
会場そのものは選べませんが、その前提になる「試験地」は原則として現在住んでいる都道府県です。ここは申込の時点で決まっているため、住所の事情で不安がある場合は自己判断せず、都道府県ごとの協力機関へ問い合わせてください。協力機関の一覧と電話番号は機構のサイトで公開されています。
同じ都道府県内でも会場は複数用意されるのが通常で、必ず自宅から最も近い場所に割り当てられるとは限りません。「県内なのだから30分もあれば着くだろう」と見込んでいたら、乗り換えを含めて1時間を超える場所だった、というのは十分に起こりえます。会場名が分かった時点で移動を具体化しておく価値は、ここにあります。
会場が分かったその日のうちに確認しておきたいこと
会場名を見た直後に済ませておくと、10月に入ってからの負担が確実に減ります。
- 自宅から会場までの経路と所要時間を、本番と同じ日曜日のダイヤで調べる
- 12時30分(登録講習修了者は12時40分)の着席に間に合う出発時刻を逆算する
- 最寄り駅から会場までの徒歩ルートと、雨が降った場合の想定を確認する
- 昼食をどこで取るか、当日の朝に買うのか前日に用意しておくのかを決める
「日曜日のダイヤで調べる」というのは細かい話に見えて、実際にはよく効きます。平日は数分おきに来るバスが日曜は1時間に2本しかない、という路線は珍しくないためです。
試験は13時から15時まで(登録講習修了者は13時10分から15時まで)で、試験時間中の途中退出はできません。途中退出した場合は棄権又は不正受験とみなし採点しないと明記されています。会場に着いてからの過ごし方まで含めて逆算しておく理由は、この一点に尽きます。
会場発表を待つ間の学習をどう組むか
会場が判明するのを待つ8月から9月にかけては、本試験までまだ時間があります。会場の心配で学習の手が止まるのはもったいないので、確認作業は上に挙げた範囲で短時間に切り上げ、中身に戻るのが現実的です。
8月から本格的に取り組み始める場合の科目の優先順位は、8月から宅建は間に合う?現実的な学習計画で整理しています。申込の日程や受験手数料を含む手続き全体の流れを振り返りたいときは、令和8年度宅建士試験の申込方法・日程・受験料を完全ガイドを参照してください。
当日の持ち物と会場での注意点は宅建試験当日の流れと持ち物チェックリストにまとめてあります。会場が判明したタイミングで一度目を通し、10月に入ってからもう一度見直すと、確認漏れが減ります。
まとめ
- インターネット申込の人は「宅建試験マイページ」で試験会場を確認できる
- 郵送申込の人は8月下旬以降の専用ダイヤル、または10月初旬送付予定の受験票で確認する
- 受験票の発送予定日は令和8年10月2日(金)
- 試験地は原則として現在住んでいる都道府県で、会場が最寄りとは限らない
- 会場名が分かったら、日曜ダイヤでの所要時間と着席時刻からの逆算をその日のうちに済ませる


