2026年度試験に申込み済みの方であれば、8月からでも10月18日の試験に向けて学習を進めることはできます。ただし、「全範囲を同じ深さで終える」計画ではなく、得点戦略を組み立てやすい宅建業法などから、問題を解きながら定着させる進め方が前提です。RETIOの2026年度試験日程によると、インターネット申込みは7月31日23時59分、郵送申込みは7月15日で終了し、試験日は10月18日です。未申込みの方は2026年度試験には申込みできないため、この記事を2027年度に向けた基礎づくりの計画として活用してください。受験手続きと全体情報は、2026年の試験情報と公式案内で確認できます。
8月開始で大切なのは、遅れを気合いで埋めようとしないことです。最初に現在の理解度と確保できる時間を確認し、毎週「解けなかった理由」を減らします。知識がゼロでも、短い時間で繰り返し問題に触れられるなら、学習の軸をつくることはできます。一方で、平日も休日もほとんど学習時間を取れない場合は、今年の受験を経験として受けるのか、次年度も見据えるのかを早めに決めることも誠実な選択です。
8月から試験日までの進め方
| 時期 | 取り組むこと | 到達の目安 |
|---|---|---|
| 8月上旬 | 宅建業法の基本と頻出問題を始め、各科目を一度見渡す | 苦手科目と使える時間を把握する |
| 8月中旬 | 宅建業法を問題演習で固め、法令上の制限へ進む | 正誤の根拠を言える問題を増やす |
| 8月下旬 | 権利関係の頻出論点、税・その他を絞って演習する | 年度別問題を時間を測って解き始める |
| 9月 | 過去問・模試形式で弱点を洗い出し、科目別に復習する | 知識不足と読み違いを分けて直す |
| 10月 | 新しい教材を広げず、間違えた問題と数字・制度を確認する | 本番の時間配分と見直し手順を決める |
表は順番の目安です。理解が進まない科目に何日も止まるより、いったん次の科目へ進み、週ごとに戻る方が復習の機会を作りやすくなります。スキマ時間での反復方法も、通勤や昼休みの復習に取り入れてください。
確保できる時間別の現実的な組み方
| 使える時間 | 平日 | 休日 | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 少なめ | 20〜30分 | 1〜2時間 | 毎日1テーマか数問を解き、休日にその週の誤答を復習する |
| 標準 | 45〜60分 | 2〜4時間 | 平日はインプットと問題演習を交互に行い、休日は年度別問題に触れる |
| 多め | 90分以上 | 4時間以上 | 科目を進めつつ、週1回は時間を測った演習と復習にあてる |
時間が多い場合も、読む時間だけを増やさないでください。解答後に「知らなかった」「選択肢を読み違えた」「迷って正解した」を分けて記録すると、次の復習の優先順位が見えます。時間の量ではなく、誤答に再会する回数が直前期の安心感を左右します。
科目はこの順番で優先する
- 宅建業法:短期間では、頻出の手続き・書面・制限を問題で確認しやすい科目です。まず正誤の理由を短く説明できる状態を目指します。
- 法令上の制限:数字や要件を混同しやすいため、問題で問われる形に戻して反復します。制度ごとの細部を一度に覚えようとしません。
- 権利関係:全問正解を狙って立ち止まるより、頻出の基本論点から取り組みます。難しい長文問題をその場で捨てる判断と、基本問題を落とさない準備は別です。
- 税・その他:範囲を広げすぎず、過去問で出会った数字・制度を整理します。直前に見返せる短いメモにまとめると有効です。
8月開始で避けたいこと
「教材を何冊も比較してから始める」「苦手な権利関係だけを何週間も読む」「過去問を採点して終える」は、残り期間が短いほどリスクになります。また、法改正や試験日程は古い記事だけで判断せず、公式情報を確認してください。RETIOは宅建試験の概要・申込案内・FAQを公開しています。法令の細かな扱いに不安がある場合は、一次情報または利用する教材の更新日を確認する習慣をつけましょう。
計画を作った後は、週末ごとに「予定どおり進んだか」ではなく、「根拠を説明できる問題が増えたか」で見直します。問題演習の量を決めるときは、過去問を何年分・何周するかを参考にし、9月以降は模試で時間配分を確認する方法へつなげてください。仕事と両立する日程が崩れやすい場合は、社会人向けの学習時間の組み方を先に調整すると、無理な週末頼みを避けやすくなります。宅建業法の進め方を科目単位で決めたい場合は、8月の宅建業法の優先順位で、35条・37条や8種制限へ進む順番を確認してください。
今の実力が分からなければ、計画を細かく作る前に短い問題で現在地を測るのがおすすめです。結果に合わせて、宅建業法から始めるか、過去問の復習を優先するかを決められます。15問で現在地を確認する。


